マリン歯科は横須賀市久里浜の歯医者さん。インプラント・歯周病治療など。

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歯周病治療センター横須賀|久里浜・マリン歯科監修

診療Dr.マッキーの想い

本気で歯を治したい方へ
歯科医としての原点
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震災ボランティアでの経験
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スリランカ・スタディ・ツアー

絆ジャパンの笠原代表の計らいにより、大好き日本お助け歯隊の活動の一つとしてスリランカ・スタディ・ツアーに行ってきました。

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Dr.マッキーのボランティア奮闘記

2011年3月11日の東北大震災を目の当たりにし、ボランティアチーム・大好き日本お助け歯隊を作り活動を続けています。

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震災ボランティアでの経験

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Drマッキーの震災ボランティア経験談

医師としてのボランティア活動を通じて、人との出会いやセミナー参加情報を得るきっかけをつかんだマッキー。この順序が逆だったら今のマッキーではなかったでしょう。 それまで全くボランティアはやったことがありませんでしたが、震災後、何か行動をせねばと奮闘した経験談をここではご紹介させて頂きます。

震災ボランティアまでの道のり

1.募金活動

阪神大震災の時は全くの傍観者でした。よくやるよなぁ~と見ていたような気がします。 しかし、東日本大震災も稀に見る大災害であり、 ここで動かないのは一生後悔を残す、大きな気づきを受け損うことになると今までの経験から感じるようになりました。 そして現地に行き、被災者の苦悩を軽減させたいと思いました。

しかし、計画停電にマリン歯科が翻弄され、「まず久里浜で」とも思いましたが、当院スタッフからパフォーマンスと受けとめられるとの助言を受け、渋谷駅前で募金活動をしている(株)情熱の皆さんに帯同させて頂きました。やりはじめは大きな声が出せませんでした。見知らぬ人の前では、何もまだできない自分に驚きましたが、次第に大きく声を出す回数も増えていきました。 道行く人に「募金お願いしまーす」と連呼していましたが、そのうち感謝の気持ちに変わり「節電のご協力ありがとうございまーす」、「停電のご不便の中でのお仕事ありがとうございまーす」と言っていたのです。 こんな多くの方の好意が日本を作っているんだと、それに加えて募金まで協力してくれる…なんて日本人って素晴しいんだろうと胸が熱くなりました。

2.JIM-Net医療班への参加

計画停電が落ち着いた時、現地に行ってみようとマッキーの苗字の1字が入る石巻のボランティアセンターの連絡先が新聞に載っていたので問い合わせ、参加予約をしました。
数日後、ネットの中に、岐阜高山の先生が入れ歯が壊れたおじいちゃんが居てちょっと尖った角を丸めただけでも凄く喜ばれたとの書き込みを発見。 すぐ、「僕は、たき出しでも瓦礫処理でもなんでもやるつもりなのですが、 実は歯科医なんです。もしお手伝いができることがあれば言って下さい。」とセンターへ連絡。
すると、ピースボートがJIM-Netを紹介してくれたのでした。2011年4月22日、JIM-Net医療班リーダー看護師・川添圭子さんから「一緒に活動しましょう」と連絡を頂き、飛び上がらんばかりの感謝がありました。

石巻でのボランティアを通じて…

1.石巻の現状

川添さんから不足しているものを教えて頂き、KOデンタル・オーラルケア等の歯科メーカーさんからのご提供もあり、2011年5月3日、入れ歯ケース・入れ歯洗浄剤・歯ブラシ、他に垢こすり・アイマスク等の支援物資ポータブル歯科切削器、治療器具、薬品を登山用の大きなリュック、両手にも大きな手提げの袋を持ち、仙台まで新幹線、そこからバスで石巻に入りました。
インターを降り、イオンに途中立ち寄るも「あれっ何でもない!?」ということに気づきました。何となく石巻のすべてが被害にあっているような錯覚をしていたのでした。 しかし、坂を越え、またトンネルをくぐり抜けると、ヘドロの臭いと共に無残な家並、真黒い泥がたまっており、別世界が広がっていたのです。それを見るにつけ、「平等ってなんだろう?、そして平凡な暮らしって幸せなんだなぁ」と学べる世界一大きな教科書がここには広げられていると気づきました。

2.石巻の人々との出会い

医療ボランティアで、がけ崩れの向こうの家族に連絡がとれないと市の担当者から要請があり、桃生地区に行くと、はしごから転落した女性がいました。その女性は、歯が数本折れていたため、仮詰めをおこなわせて頂きました。
また、河北地区のおばあちゃんは入れ歯が欠けていたり、富士沼畔の大腿骨を骨折したおじいちゃんは歯医者に通院中だったが行くところがなくなり困ったりしていたため、暫間的な入れ歯の応急処置をおこなわせて頂きました。

そんな他愛もない処置だけですごく喜んでくれて、「これ食べて行って」と食事をこれでもかと並べてくれました。どんなバッチリなインプラントを入れた時より、人工物と絶対わからないセラミックを被せられた時よりも「よかったー、本当に歯医者になってよかったー」と思った瞬間でした。

3.ボランティアから学ぶ人間学

医療ボランティア後は、避難所の風呂を沸かすためのマキ割り風呂炊きをおこなっていました。さらに、各地学校の体育館でデパート丸井が行う衣料品のチャリティーバザーの一角にて、無料歯科診療やお茶っ子クラブの手伝いを妻やマリン歯科スタッフと、絆ジャパン笠原代表に同行させて頂き続けました。人間って味があっていいなあ、プライドや負けたくない、他人と比べてしまうことでついつい自分勝手な面も出るが根底に優しいハートがあるということを直視できました。
逆に不便、不自由、物の不足がその実体を露わにしてくれて、日本人の良さを見ることができたのかもしれません。

一方で、一部の被災者がボランティアの方に依存する、そしてボランティアをしている方が、感謝される自分の存在価値を見出し、ボランティア活動から抜け出せなくなり、本来の本職に戻れなくなる姿も目にしました。これら全てを通して大変な人間学になったと思います。

4.震災ボランティアを経て

私達は何の上に生かしてもらっているのでしょうか。そして、その恩人(地球)をいつも踏みつけてしまっているのではないでしょうか。 せめて、その地球にささやかな思いやりを示したいと私は思います。 それには、地球を形造っている自然に回帰せねばなりません。ところが人間は傲慢になり、異常な便利さ、時間短縮、清潔さ、人口激増をくり返すようになり、目先の利益、かっこよさ、征服欲を満たし、未来を自ら汚し続けている側面があります。ここに同志と共に小さな小さなくさびを打ち込みたいと思います。

私は、自分自身の達成・成功での喜びより、目の前の人が笑顔になる、元気になる、自然に回復していくことが自分の行動によって成し得る方が、何倍も喜びを得られることを実感しました。
歯科の領域にとどまらず、広い範囲で、今後は第二次世界大戦の日本の分割統治を阻止させた国・スリランカにもその恩返しの気持ちを向けていくつもりです。周りの方々の支援で今まで本当に幸せに生かせて頂いた。これからは、それをお返ししていくことを余生の基軸にして参ります。

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